元ネタは全部私が見た夢です。寝言です。 ディティールは後付け。 はじめに アパートの鍵がどっかいっt!!(1126~1201up) ゼミ旅行中にアパートの鍵を無くした大学生がドタバタする話。ラブコメ的な。 1/2/3/4/5終 ○短編 科学の子(1204up)new! …

科学の子

この世界は年末。 今朝ニュースで、ある企業が人工知能を搭載した飛行機を開発し、今日は湾岸の方にある飛行場で初の一般公開と同時にお客を乗せて国内を移動するというイベントがあるとアナウンサーが言っていた。 その飛行機は13歳の人間の知能が設定さ…

近くに産業大橋の見える夜中の倉庫街、柵の無いコンクリ地面から海へ頭を投げ出したおっさんと、その上に仁王立ちする木刀を持った一件普通の女。 側にはロリロリロリータ服の背が高い女の子と兄ちゃんとでかい兄ちゃん。 「親もおらん、嫁もおらん、恋人も…

「ねえ、壁!ダーリンは?(・_・ ) ( ・_・) ドコドコ」 「え、あいつ先に上がってって…この辺いません?」 「いないから聞いてんの!☆ヾ( ̄ヘ ̄; )」 「携帯に電話してみたら?」 「あいつ、携帯を東京に置いて来てんすよね〜」 「え〜も〜なにそれぇ〜!も〜どこ…

「今晩こそ、どうする?」 「さすがに野宿かな…」 「24時間営業のマックとかねーかな」 「あ〜…誰かに聞いてみる?」 「つっても…誰も歩いてねー…」 田宮と大西がなんの話をしているかと言いますと、エリカ宅でお夕飯をいただいたまでは良かったんですが、…

一夜明け。 「田宮君、大西君、朝ご飯もうできとるよ〜!」 ナミさんのお母さんありがとう!田宮も大西もまだ寝てます!たたき起こしてください!あ、言われなくても叩き起こしますよね! 「も〜シーツ洗いたいけ〜早く起き〜」 「あ…おはようございます、お…

「お前等、二人揃ってはみだしてんぞ」 今時電話ボックスが四つ並んでる珍しい場所で、一人の男は大荷物でドアがしまらず、もう一人の男はでかい体がボックスからはみ出している。 「母ちゃんどうしよ、アパートの鍵なくしたっ」 『はぁ??どこに?!あんた…

注射器

私は元医者です。年は36歳です。 今はジャーナリストとしてフリーランスで活動をしています。 医者を辞めたきっかけは、あるトラブルからでした。 その患者は難病をかかえていて、私たちもあらゆる手を尽くしたのですが亡くなってしまいました。 しかしそ…

ランチボックス

なんとなく聞けずにいたら、私たちの進路は別々になっていて、私は東京の大学、土屋君は関西の大学、ミキちゃんは福岡の専門学校に進学する。 三人の関係は、微妙だ。 私が土屋君に目をつけて仲良くなり、噂はされども付き合っているわけではなく、ミキちゃ…

みのりが退院してすぐのころ、史郎君が消えた。 学校でそのことを知って、すぐに携帯に電話しても繋がらないし、心当たりを探してもいない。 結局卒業まで戻ってこなくて、みんなと一緒に史郎君のことを忘れた。 数年後、ゲイを公言したミュージシャンとして…

私は今からお腹の子を堕ろす。 彼氏だと思ってた人に連れてかれた部屋で、数人の男にレイプされた。 だから、父親が誰かわからない。 そんなこと親には絶対言いたく無くて黙ってたらアラタが疑われてしまった。 妊娠検査薬が私の部屋のゴミ箱から見つかって…

携帯があろうがなかろうが、中学生の情報網は広くて早い。 「お前知ってる?友達から聞いたんだけどさ〜、市内の女子中行ったみのりっていたじゃん。あいつ、彼氏の友達に集団レイプされて妊娠しちゃったらしいぜ。マジ引くわ〜、超ビッチだよな」 朝、教室…

最近、みのりの家が騒がしい。 家の近くを通りかかると、おじさんの怒鳴り声、みのりの叫び声、食器の割れる音。 ある日学校から帰るとおばさんが僕の家に来て泣いていた。 「悪いけどアラタくん家でご飯食べて来てくれる。おばさんには言ってあるから。」 …

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ベホマをかけてくれる僧侶は僕のパーティにはいない。 「今、彼氏と一緒なの。…アラタいるなら出よっかな」 「い、一緒なんだ。今」 「うん。超かっこいいんだよ」 にっこり笑う笑顔が見たいけど見れない。 アラタはみのりに彼氏がいることを知ってるんだろ…

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中学二年のとき、東京から転校生がやってきた。 東京に一度も行った事ない人がほとんどな僕たちの住む地方都市で、彼は一目おかれた。すっきりした小綺麗な顔をしていて、みんなと同じ制服を着てるのに彼だけなぜか洗練された雰囲気が出ているのもその一因。…

3

みのりが数駅先の私立の女子校に進学したことは、春休み中に母から聞いた。 そしてもう一つ、母から聞いた話。 小学校の卒業式の直後、アラタがみのりに告白をしたらしいのだ。 …アラタがみのりのことを好きだなんて全然気づかなかった。 「みのりの事、好き…

小学校低学年の頃の僕にアダ名はなかった。 アラタやみのりとは相変わらず家に行き来したり遊んでた記憶はおぼろげにあるが、中学年になる頃からみのりは女の子グループでつるみだし、僕らと家の前で会ったとしても目も合わせてもくれなくなった。 みのりの…

この話の主人公は僕ではない。 だから、僕のことを好きになってくれても嫌ってくれても物語にさしさわりはない。 僕はずっと傍観者だった。 でも主人公になりたいかと言われれば、悪いけどごめんだ。 ヒーローのアラタならともかく、ヒロインのみのりはひた…

おはようこんにちわこんばんわ

aityです。 夢で見た話や妄想を、4年前にとったサブアカウントに書き留めてみようかと思い立ちました。 元ネタと話の大筋は夢で見た話ですが、細かいところや話の整合性のため創作している部分もあります…が、どちらにしろ寝言です。 つたない文章ですが楽…